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自由水と結合水

2010年4月28日 伐採・整地のことなら尾石緑地産業

木材の中には、グリーン材やKD材と呼ばれるものがあります。
グリーン材は未乾燥材、KD材は人口乾燥を施した材のことで、どちらも本来は北米からの輸入材について呼ばれていたものですが、現在では国産材にも使われています。
伐採直後の木(生材)は、樹液としての水分を大量に含んでおり、この状態をグリーン材と呼びます。
例をあげると、120mm角で長さ3mのヒノキ材は重量25~30kgですが、その内、木質は約17kgで残りは水分です。建築材として使用するには約20kgになるまで乾燥させますが、これは水分が除かれただけで木質の重量は変わっていません。
このように水分を大量に含んだ生材も大気中に長期間置くと、自然に乾燥していきます。
木材に含まれる水分は2種類の水があり、自由水と結合水といいます。
自由水とは、樹液として生育に欠かせない水分のことで、自由水とは木質の分子と強く結び付いている水分です。この結合水が減少するとともに木材は収縮し始めます。
木材の水分は、外気の湿度と釣り合うまで乾燥が続きます。
自由水の量の変化は木材の性質にはあまり影響を及ぼすことはないのですが、結合水の量が減ると木材は収縮し、外力に対して強くたわみにくくなるほか、電気抵抗が増えて電気を通しにくくなります。このように結合水の量は木材の多くの性質に大きく影響するのです。