木造建築の変革
2010年4月 7日 伐採・整地のことなら尾石緑地産業
| 個別ページ
木造建築は、どのように変わってきたのでしょうか。
遠い昔の人類は、雨や風を避けるために森から手頃な木を選んで骨組みし、つたなどで縛ってアシなどの大きい葉っぱを敷き詰めて屋根にしたのでしょう。
加工する道具が進歩するにつれて、さらに太い木を使って様々な加工方法を身につけ、木造建築が発達してきたのです。
日本各地の遺跡の発掘からもわかるように、古代には一般の住居はその土地で身近にとれる木を使うことが多く、竪穴式が主流でした。
掘立柱の建築であった古代の宮殿のなどでも、飛鳥時代の仏教建築の伝来に伴って礎石の上に柱を建てる建築様式がみられるようになりました。掘立柱の欠点は、柱の基部が土とせっしているので腐り易いことで、何年かに一度建て替える必要があります。しかし礎石を使うことによって重量物である大型建築物を安定して建てられるとともに、柱の基部を乾いた状態に保つことができます。
一般的に礎石が用いられるようになったのは平安時代で、さらに庶民の住居にまで礎石の上に柱を立てるよになったのは江戸時代初期になります。
こうして木造建築は進歩してきましたが、木は人々に快適な空間を与える必要不可欠な材料として、今も昔も使用されています。
木材の温かみ
2010年3月31日 伐採・整地のことなら尾石緑地産業
| 個別ページ

木は温かくて肌触りが良く、見た目にもやさしい感じがするので床材をはじめ、建具や家具などの手や肌に触れる場所に多く使用されます。
木はなぜコンクリートなどに比べると、温かみを感じるのでしょうか。
コンクリートを手で触ると「ヒヤッ」っとしますよね。
逆に発砲スチロールを手で触ると徐々に感じる温度は少しずつ上がります。
また、同じ「木」でも種類によっては「ヒヤッ」と感じる木もあります。この肌で感じる温かさのことを「温冷感」といいますが、この温冷感は、その触れる素材の熱伝導率によってことなるのです。
熱伝導率が良いものは冷たく感じ、逆に熱伝導率が悪いものは温かく感じるのです。
種類にもよりますが、木材は人が心地よい温かみを感じる最適な熱伝導率なのではないでしょうか。
木目模様
2010年3月24日 伐採・整地のことなら尾石緑地産業
| 個別ページ

材料の表面模様が豊富に存在するのは、木材か大理石ぐらいではないでしょうか。
色とその濃淡、光沢などの違いによって「模様」となるのです。この模様は、家の内装や家具など、住まいを形作る材料として重要な役割を果たしています。
木目でもっともはっきりしている模様は「年輪」です。ほとんどの針葉樹材では、淡色の早材と濃色の晩材とのコントラストによって木目が現れます。
材面に現れる「節」も場合によってはひとつの模様になります。最近では洋風建築の影響と自然な質感が好まれ、節をデザインとして受け入れる傾向にあり、壁面などに使われるようになってきました。節の周辺では年輪が変形するので模様に見えます。特に小さい芽節が集まっている箇所に見られるバーズアイ(鳥眼:ちょうがん)は装飾材として好まれています。
用途に適した樹種を使う
2010年3月17日 伐採・整地のことなら尾石緑地産業
| 個別ページ
弥生時代の昔から、建築用材として使われているスギは、通直で加工しやすく、木目が美しいことから、柱や天井板をはじめ様々な部材として使用されてきました。一般住宅をはじめ建築用材としての使用料が最も多くなっています。
ヒノキも古来建築用材としてもっとも優れた材料として日本人はこのんで使用してきました。
しかし最近では、通直で節の少ない材が得られるので、ベイツガをはじめ米材を主とした輸入材の使用料が増えてきています。さらに建築材料として無垢材を使うだけでなく、合板、集成材、木質ボード類などの複合材料を使うことが多くなってきています。
いずれにしても、木造建築を1種類の木で建てることはまずありません。
構造材、造作材、下地材などの部材によって要求する性能や材質が違い、それぞれ用途に適した樹種を使います。
- 構造材
柱、梁、桁などの構造材に求められる材質としては、強さと剛性のような体力性能が挙げられ、使用する場所によっては耐久性が要求されます。柱にはヒノキ、スギ、ベイツガなどが多く使われます。目に見えない箇所の構造材には強度が大きいアカマツ、ヒノキ、カラマツ、ヒバ、ツガ、ベイマツ、ベイツガなを使用します。
- 造作材
床の間、床板、敷居、鴨居、階段などの建築物の内部の仕上げや、部材の取りつけ仕事を造作と言います。造作材としては、一般に狂いが小さく、装飾性が重視されるほか、使用場所に応じて耐摩耗性、耐久性などが必要です。摩耗に対する抵抗性がある樹種はナラ、ブナ、カバ類、カエデなどです。
- 下地材
畳やフローリングの下地、屋根の下地、壁下地などの下地材は目に見えないところに使うので、どうしても手を抜きがちですが、目に見えないだけに雨漏りや腐朽が生じた時に気付きにくいものです。合板を使用するのが一般的です。
住まいに使用する木材の役割
2010年3月10日 伐採・整地のことなら尾石緑地産業
| 個別ページ
最近の住宅建築では、一つの家のなかに和風と洋風の両方の部屋があり、アルミサッシの窓、不燃材の天井、プラスチック加工した壁紙など、内装や外装材料の選択の幅が広がりました。内装だけを見ただけでは、木造住宅なのか鉄骨造やRC造の住宅なのか見分けなつかなくなってきました。
それに伴い、住居建築のなかで木材を使う意味がなかなかわかりにくくなってきています。
そこで、家を建てるうえで木材はどんな役割を果たしているのかご紹介します。
- 建物自体を安全に支える骨組みとしての役割をする構造材。柱や梁、桁のような軸材のほか、一部の軸組工法、ツーバイフォー工法、木質パネル工法など。ログハウスでは壁材としても。
- 室内・外装を含めて化粧的な働きをし、住む人に健康で快適な生活を約束するための役割を果たす造作材や内装材。
- 壁、屋根、床に隠れて目には触れないが、これらを支えている下地材。